2016.03.18 Friday
肩腱板損傷
肩の腱板損傷で来院する人が、ときどきおられます。
この腱板損傷の件で、最近問い合わせが多いので、もう一度記載したいと思います。
(こちらも参考にしてくださいhttp://www.yoshikawa-ss.com/shikkan2/59_kenban.html)

この腱板損傷の件で、最近問い合わせが多いので、もう一度記載したいと思います。
(こちらも参考にしてくださいhttp://www.yoshikawa-ss.com/shikkan2/59_kenban.html)

一般的に肩関節の痛みで医療機関を受診すると、X線検査を行うことが多いですが、X線検査では腱板損傷を描出することができません。
これに対してMRI検査や超音波エコー検査をすれば、腱板損傷を描出することが可能です。
しかし、腱板損傷が発生していても、MRI検査や超音波エコー検査が実施されていないことも、しばしば見られることです。
このうちMRI検査は、時間と高額な費用が必要になります。
その点において超音波エコーは、短時間かつ安価で施行できますし、腱板の描出能力にも優れています。
そこで当院では、肩腱板損傷が疑われる場合に超音波エコーを早目に実施して、的確な治療を行うようにしています。
また、必要に応じてほかの医療機関に紹介を行っています。

↑こちらは正常に近い状態の腱板です(健側)。
腱板の厚みが6ミリ以上残っています。

↑こちらは腱板損傷を起こした状態です(患側)。
広範囲に断裂を起こしていて、4ミリ以下になっています。

↑こちらは別の人の腱板です。
広範囲ではありませんが、部分断裂を起こしています。
ここで問題なのが、手術をするか否かです。
大きな断裂があっても、手術をしないこともあります。
反対に小さな断裂であっても、手術を行うこともあります。
このような違いが発生するのは、画像検査の所見だけで判断しないためです。
その点若い人は、手術を選択することが多くなります。
しかし高齢の人は、保存療法を選択することが多いのです。
また同じ年齢であっても、活動性の高さによっても選択する治療法が異なります。
もちろん選択の基準は、それだけではありません。
最終的には、個々の細かな状況に応じて、選択することになりますのでご相談ください。
これに対してMRI検査や超音波エコー検査をすれば、腱板損傷を描出することが可能です。
しかし、腱板損傷が発生していても、MRI検査や超音波エコー検査が実施されていないことも、しばしば見られることです。
このうちMRI検査は、時間と高額な費用が必要になります。
その点において超音波エコーは、短時間かつ安価で施行できますし、腱板の描出能力にも優れています。
そこで当院では、肩腱板損傷が疑われる場合に超音波エコーを早目に実施して、的確な治療を行うようにしています。
また、必要に応じてほかの医療機関に紹介を行っています。

↑こちらは正常に近い状態の腱板です(健側)。
腱板の厚みが6ミリ以上残っています。

↑こちらは腱板損傷を起こした状態です(患側)。
広範囲に断裂を起こしていて、4ミリ以下になっています。

↑こちらは別の人の腱板です。
広範囲ではありませんが、部分断裂を起こしています。
ここで問題なのが、手術をするか否かです。
大きな断裂があっても、手術をしないこともあります。
反対に小さな断裂であっても、手術を行うこともあります。
このような違いが発生するのは、画像検査の所見だけで判断しないためです。
その点若い人は、手術を選択することが多くなります。
しかし高齢の人は、保存療法を選択することが多いのです。
また同じ年齢であっても、活動性の高さによっても選択する治療法が異なります。
もちろん選択の基準は、それだけではありません。
最終的には、個々の細かな状況に応じて、選択することになりますのでご相談ください。